■レクチャー2
きみが調べるための設計図をえがこう
きみが調べるための道具を知ろう

ステップ2 きみが調べるための道具を知ろう

調べものにはいろいろな方法がある。それらをじょうずに組み合わせることで、より速く、より多くのことを調べることができる。
次に上げたような方法できみの必要なことを調べよう。

その1 図書館で本・新聞・雑誌を使って調べる
その2 インターネットで調べる
その3 資料を取り寄せる
その4 テレビ・ビデオで調べる
その5 行って話を聞く(取材)
その6 行って見てみる(見学・博物館・町を歩くなど)

調べモノをするにはなにをどうすればいいか、もっと知りたい人はココへ

調べ学習をする前に

その1 図書館で本・新聞・雑誌を使って調べる
図書館では、調べたいことがらをまとめた本がテーマごとに置いてある。。問題の全体がどうなっているか、まとめてある本もあるので、ぜひ読んでみよう。
そのほかに、雑誌や新聞もかこのものまでそろっているので、関係した記事がないか読んでみよう。

その2 インターネットで調べる
インターネット上には、たくさんの情報があり、手軽にさまざまなことを調べることができる。ただし、うわさや間違った情報も多いので、うのみにしないことが大切だ。
学校や自分の家、図書館や公民館、ネットカフェなど、パソコンの使える場所を探してアクセスしてみよう。
YAHOO!gooなどに登録してあるサイトを見てみるのもいいし、検索機能を使って、サイトを探すこともできる。そのときはキーワードを設定して、探すことになるが、調べたいことの中心になる単語を入力して探してみよう。見切れないほどたくさんのサイトが出てきてしまった場合は、単語を組み合わせて絞り込んでみよう。

例)ゴミの分別について考える
1回目→ゴミ
2回目→ゴミ 分別 ○○県(自分の住んでいる住所)


さっそく調べてみたい人はココへ

Yahoo!キッズ
キッズgoo

その3 資料を取り寄せる
国や市町村などの公共団体や、そのほか調べたいことに関係した団体がある場合、知りたいことがまとめられたパンフレットやリーフレットを出していること多い。県庁や市役所に行ってみて、ロビーなどに置いてある資料を探してみるのもいいだろう。各団体に問い合わせて、送ってもらえるものがあれば、お願いしてみよう。

その4 テレビ・ビデオで調べる
特集の番組や、問題がまとめてあるビデオがあれば、それを見てみよう。動いている画像で見ると、わかりやすい。

その5 行って話を聞く(取材)
調べていくうちに「どうしてもこの人の話を聞いてみたい!」と思う人が出てきたら、じっさいに会って話を聞いてみよう。
取材に行く時は、

  • どうして聞きたいのか(取材の目的)?

  • どういうことを質問するか?

をきちんと準備してから話を聞こう。メモと話を録音する機械を用意しておくといい。

その6 行って見てみる(見学・博物館・町を歩くなど)
じつぶつを自分の目で見てみることは大切だ。博物館や美術館、資料館などは興味のあることがまとまっているし、いつでも見ることができる。そのほかにも、ゴミの収集所や発電所などは毎週時間を決めて見学ツアーを行っているところもある。また、町のようすや自分の家のようすなども、あらためて観察してみると新しいことがわかってくる。


注意!
その3、その5、その6であげた調べ方を実行する場合、注意したいことがある。
それは「相手」がいるということだ。資料を送ってもらうにも、話を聞かせてもらうにも、見学をさせてもらうにも、相手が「仕事中」だということを忘れずに。連絡を取るときやじっさいに会うときは、次のようなことをはっきりさせて伝えよう。

  • 丁寧に挨拶すること! これは基本中の基本。それから電話の場合、「今お時間よろしいですか?」「今お話してもよろしいですか?」と確かめると、相手が忙しい場合、邪魔をしないですむ。

  • 自分の名前と学校名

  • どうして電話をしたのか(どういうことを調べていて、そのために何を知りたいのか)

  • 相手にどうしてほしいのか(パンフレットを送ってほしいのか、取材をしたいのか、教えてほしいことがあるのか)

  • 最後には、どんな結果であれ必ず丁寧にお礼を言おう。これも基本中の基本。

仕事中の忙しい時間を使って、答えてくれているということを、絶対に忘れないように!






モドル レクチャー3へ