さんぽのときにしてはダメなこと
*おうちのひとといっしょによんでね*

 

1.ワンちゃんのすき勝手<かって>に歩<ある>かせない!

さんぽをしているとき、リード(ひき紐<ひきひも>)をつけているからといって、歩道<ほどう>を占領<せんりょう>してはいけません。
道路<どうろ>はみんなが利用<りよう>するものだからです。
ワンちゃんがウロウロしていたら、ほかの人<ひと>にとっても迷惑<めいわく>になってしまうし、ワンちゃんにとっても危険<きけん>です。

リードは短<みじか>めにもって、ワンちゃんを自分の足元について歩かせるようにしましょう。
そして、それができたら、頭<あたま>をなでたり、首元をなでてあげて、しっかりほめてあげます。
すると、ワンちゃんはそれがいいことだとわかって、おなじことを繰り返すようになります。

ワンちゃんのしつけはしっかりしていきましょう♪

 

2.リードをはずさない!

さんぽ中は、いくら自分<じぶん>のかっている犬がききわけがよかったとしても、リード(紐<ひも>)をはずしてはいけません!
たとえ、数分<すうふん>のあいだだけでもはずさないでください!
ワンちゃんのストレスをとるために・・・・という理由<りゆう>で絶対<ぜったい>にはずさないでくださいね!

リードをはずすことによって、交通事故<こうつうじこ>や迷子<まいご>といったことが、ワンちゃんの身<み>におこるからです。
同時<どうじ>に、ワンちゃんのトイレの後始末<あとしまつ>やメス犬のもとへいくなど、周囲<しゅうい>にかける迷惑<めいわく>も大きいためです。

「わたしのかっているワンちゃんはおとなしいから大丈夫<だいじょうぶ>♪」 「小型犬<こがたけん>だから大丈夫<だいじょうぶ>♪」 と絶対<ぜったい>に安心<あんしん>してはいけませ
ん。
なにかのはずみで、人<ひと>を噛<か>んでしまう可能性<かのうせい>だってあるんですよ?
また、 噛<か>まなくても人<ひと>をおいかけたりして、おいかけられた人がころんだりして、事故<じこ>にあったりするかもしれ
ません。
反対<はんたい>にケガをしなくても、その人は犬ギライになってしまう可能性<かのうせい>だって・・・・。

そういったことから、さんぽ中は絶対<ぜったい>にリードをはずさないようにしましょう。
ワンちゃんの安全<あんぜん>はかい主<ぬし>である私たちがまもってあげましょうね♪

 

3.公園や道端<みちばた>でブラッシングはしない!

犬には年<ねん>に1回、春<はる>から夏<なつ>にかけて、『換毛期<かんもうき>』というものがあります。
『換毛期<かんもうき>』とは、あつい夏<なつ>にそなえて、たくさんの毛<け>がぬけます。

<いえ>をよごしたくないためなのか、天気<てんき>のいい日に公園<こうえん>や道端<みちばた>などで
犬のブラッシングをしている人をよくみかけることがありますよね?
でも、これは、絶対<ぜったい>にしてはいけないことなんですよ!

「ぬけた毛<け>の始末<しまつ>」や「とびちった毛<け>の始末<しまつ>」はどうすればいいんでしょうか?

しかも、問題<もんだい>は 「毛<け>がとびちる」 ということだけではないんです。
もし、ノミやダニなどがいれば、毛<け>と一緒<いっしょ>にそれらの体外寄生虫<たいがいきせいちゅう>
まきちらすことになってしまうんですよ!
ほかの犬にとっても、大迷惑<だいめいわく>です!!

「ぬけた毛<け>はちゃんとすてて、もって帰<かえ>る」 といっても、とびちった毛<け>まで
ひろいあつめるなんて絶対<ぜったい>にできません。
それに、公園<こうえん>にあそびにいって、犬のぬけ毛<げ>のかたまりをみつけたら、
うれしいなんておもわないよね?

日々<ひび>のブラッシングは自分<じぶん>の家<いえ>ですることは、家<いえ>で犬をかうにあたっての鉄則<てっそく>です!

 

 

『さんぽのしかた』にもどる