遊び方いろいろ
■競技かるた

押さえ手全日本かるた協会がルールをまとめ、かるた取りを本格的にしたものです。一対一で行われ、取り札は 25枚ずつです。

並べ方は三段ですが、スペースがきまられています。 次に1はらい手5分間で相手の札を暗記します。読む人が席についたらいよいよ開始です。

先に25枚取った方が勝ちです。早く取るために、「押さえ手」「はらい手」などのテクニックをつかうべし!

■坊主めくり

絵札(読み札)を裏返しにして積みかさね、中央におきます。このゲームは、絵の書かれた札が主役な のです。順番にめくっていき、男の絵札の時にはそのまま積み上げられたままにします。 坊主めくり

女性の絵札がでれば、今までにめくった札を全部もらうことができます。 逆に、坊主の絵札がでれば自分の札を全部返すことになります。このようにして、積んであった絵札 を全部めくり終わったとき、自分の持っている札の一番多い人が勝ちとなるゲームです。

■散らし取り(お散らし)

最もポピュラーな遊び。百枚の字札(取り札)を表にして、
バラバラにおきます。そのまわりに、取る 人が座ります。読み札を読む人が決めます。読む人は、札を取るこたができません。

読む人が、上の句から読み始めると、並べられた字 札の中から読まれている下の句を捜して取ります。そうして札数が一番多かった人が勝ちとなるゲームです。

■下の句かるた


北海道・東北地方では、現在でも、百人一首の下の句だけを読み、木札 を取る「下の句かるた」という遊びがあります。取り札が朴(ほう)の木板でできており、独特の書体で文字が書かれています。 3人1組による競技会も行われています。