断熱素材で断熱化して冷暖房のエネルギーを削減しましょう!

住まいの消費されるエネルギーの約3分の1が冷暖房に使われています。冷暖房に使われるエネルギーを減らすには家を断熱材でくるんでしまうことが一番です。例えば、ガラスウールというガラスを繊維状にした断熱材を使用した場合、使用しないときに比べると、室内から逃げていってしまう熱の量を2分の1に減らすことができます。

断熱材にもさまざまな種類があり、できるだけ環境に配慮した素材を選択する必要があります。もちろん天然素材を使うのが一番よいのですが天然素材でなくても燃えたときの有害性が低く、環境負荷の少ない素材も開発されています。

断熱材の種類

[天然系の断熱材]

 セルロースファイバー:パルプや新聞古紙などを粉砕したリサイクル断熱材で、
                少ないエネルギーで製造でき、吸放湿性や吸音性などを備えています。

 炭化発砲コルク:コルクを紛砕して作ったもので、吸放湿性や遮音性に優れ、水に腐りにくいなどの
           
特徴があります。また廃棄時には土に還る素材でもあります。

[天然系以外の断熱材]

 ガラスウール:ガラスを繊維状にしたもので、耐水性やシロアリなどの耐食害性があるが、価格がやや高い。

 発砲ポリエチレン:一見環境に悪そうに聞こえますが、特定フロンを使用しておらず、
            
石油を使った断熱材の中では比較的環境負荷が少ないとされています。

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