壁をはうツタ

 古い家の壁などに、よくツタがはっているのを見かけます。それを何だか暗いイメージで捉えてしまっていませんか?実は、ツタは何気なく生えているつもりでも、きちんと大切な役割を果たしているのです。

 夏は緑の葉が熱を吸収し、壁から室内に吸収される熱の削減になります。こうすることで室内を少しでも涼しく保つことができるでしょう。また、冬は歯が枯れ落ちてしまうので必要な熱がきちんと壁に当たるのです。したがって、夏は涼しく・冬は暖かくという住宅の最も基本的で設計が難しい要素を、ツタが解決してくれるのです。