『百年住宅』という言葉があるように、今木造構造が見直されて来ています。木造の建造物は耐久性に優れているので、日本においてとても多い建造物による廃棄物を削減することが出来ます。

　また、木造住宅を建設することは全く環境破壊につながりません。なぜなら従来は、人間の生活が自然のサイクルに合わせることで、自然を無駄にすることや破壊することなく「自然との共存」ができていたのですから・・・。

　『狭いながらも楽しい我が家』という言葉があります。これは、どんな家でも雨露しのげればそれでいいという意味です。このような考え方こそが、すぐ建て替えてしまう使い捨て住宅（日本が抱える劣悪かつ短命な住宅）という悪循環を生み出したのではないでしょうか。