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4月30日 銀座 富士フォトサロン写真展レポート


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4月30日 銀座 富士フォトサロン写真展レポート

学校の見学会で銀座の富士フォトサロンに行ってきました。そこでは会場が3つあって色々な展示会を行っています。その中の一つである第11回フォトイマージュ雲の上写真展「季節の移ろい」でお話を聞いてきました。こちらの写真展では「季節の移ろい」をテーマに花と花のある風景に的を絞っています。

メンバーの方にお話をお聞きしたところ、この写真展に飾られている写真の花はほとんどがとても小さい花だそうです。中には親指の先ほどの大きさしかない花もあるそうで、その小さな花を撮影するためにマクロレンズを使用しているそうです。マクロレンズには50mmマクロと90mmマクロと180mmマクロがあるそうで、90mmマクロにはぼかす楽しみがあるそうです。180mmマクロには周りをぼかす楽しみがあるそうですが、12万円もするうえに重いため、三脚が必要不可欠だそうです。植物を撮影するにはマクロレンズが必須ですが、交換レンズにこれほど値段がかかるとは知りませんでした。交換レンズを使用したほうが目的に合った写真が撮影できるでしょうが、私の写真の腕はまだまだ未熟なので、今はコンパクトカメラで頑張っていこうと思いました。

また植物の撮影には晴天よりも曇りのほうがよく、風が吹いていても駄目だそうです。何となく撮影は晴天なら何でもいいのではないかと思っていましたが、被写体によって条件が違ってくることを知りました。話を聞いていて、撮影には色々と気を配らなくてはいけないことがたくさんあることを今ごろになって理解することができました。
*拡大写真 ←関矢綾子さんが撮られたカタクリの花です。
(本人に許可を得て掲載していますので、無断転載は厳禁です)
カタクリの花を撮影された関矢綾子さんにお話をお聞きしました。関谷さんはカタクリの花を撮影したときのエピソードを聞かせてくれました。カタクリの花に朝露がつく時間帯を狙って何時間も待ったそうで、さらにカタクリはとても小さな花なので地面に這いつくばって座布団の上にカメラを固定しながら撮影したそうです。1枚の写真の裏に隠された並々ならぬ努力と執念を聞いて写真はこだわろうと思えばいくらでもこだわることができるし、逆にただ何も考えずにシャッターを切ることもできるのだなあと思いました。

今回色々なお話をお聞きして、いい写真を撮影しようと思うならそれに対する並々ならぬ努力が必要なことがわかりました。確かに偶然でもアングルなどがいい写真を撮影することができますが、明確な目的がある場合はそれに対する取り組みが必要になってきます。その瞬間をとらえるために時間をかけて待ったり、天候などの条件にも気を配らなくてはいけません。

写真は自分の感性や表現力を生かせるキャンバスです。これからは自分で納得できるような写真を撮れたらなぁと思いました。

お話を聞かせてくださった皆さん、どうもありがとうございました。(柿沼)


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