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今と昔を比べて

・38歳男性
おもちゃは買う側よりも売る側の意図の方が強くなって、消費者は選ぶ力が弱くなっているように思います。いかに新しいものを作るか。便利なもの、集めなければならないもの。デザインも複雑ですがすぐ飽きる。飽きる暇もなく次の商品のCMが目に付く。本当に子供のことを考えているとは思えないものが多いのではないかと思います。とはいえ、欲しいと泣かれればつい買ってしまいますが…。でもせっかく買ったのにそれでは遊ばないで、タオルや紙を人形に見立てて遊んだ方がおもしろいのです。遊びのオリジナリティーと言うやつだと思います。集団で外で遊ぶことは公園や学校でないと危ないですが、やっぱり山を探検したりするのは楽しかった。TVゲームなどゲーム類は大人もハマってしまうものが増えてきて、たまに遊ぶのはいいけれどせっかく友達が側にいるのに話もしないでゲーム、という光景が日常になりつつあるのが、やっぱり変だなと思います。人とコミュニケーションをとることはやはり実際に触れ合うことが大切なんではないかと思います。


・48歳女性
私の子どもの頃は、実家の隣が空地になっていて、近所の子どもたちの遊び場でした。高学年のお兄さん、お姉さんのあとについてよく遊びました。家が 建ち、空き地がなくなってからは急に遊びが変わったと思います。環境によってずいぶん変わるものですね。私たちが前住んでいた所には森があり、梅林があり、舗装されていない道があり、天候や季節によって色を変化させていました。息子にははっきりと記憶されていると思いますし、そこにはそこなりの遊びがありました。ニューヨークの幼稚園の早津先生は『遊びこみ』の大切さをよく言われました。一心不乱に工夫して遊べる子ども時代を送れることの重要性をお話されていました。情緒の安定と言う点から見れば今流行しているおもちゃは余り感心しません、親にも理解されていないみたいです。私の今住んでいる近くの小学校にはとても狭い校庭があり、当然ながら舗装されています。運動会でも30mしか直線で走れません。あちこちで切れまくっている子どもたちを見て今何をすべきなのかを考え続けています。

・72歳女性
私たちの頃の遊びは、体を動かし、大勢が夕方遅くまで遊んだものでした。最近はおもちゃが機械化し、運動不足や目の疲れ、頭ばかりが勝って子供たちは疲れているように思います。

・39歳女性
昔と異なり、外で遊ぶということが難しくなっていると思います。(場所、通塾 などによる時間不足、友人関係)”子ども”の本質は時代に関係なく変わっていないと思うので、自分の頃と比べると気の毒です。周りに自然が溢れていて、好きなときに好きな場所で好きな子と遊べるということは、今の子どもたちにとっては大変難しくなっていると思います。一方では昔では考えられなかった遊びも流行し、その時代、時代に合った楽しみ方を見つけていくのも子どもの持つ能力の一つなのかなと思います。

・43歳男性
おもちゃが安価になって種類も豊富で手に入りやすくなったが、流行、はやりすたりが早くて買っても充分楽しめる環境に無いように感じる。近所で同年代の子どもが集まると昔からある、「ダルマさんが転んだ」や「おにごっこ」で遊んでいる。TVゲームやパソコンもあるが、子どもはやはり体を動かす遊びが好きなのだと感じる。

・21歳男性
昔よりおもちゃの量が増えてうらやましい。明らかに昔よりテレビゲームをやっていて目に悪そう。大人になってから、外で遊んだ記憶の方が多いし、残っている。自然で遊びましょう。

・33歳女性
最近の子どものおもちゃは、電子音のするものが多く、その音を聞くたびうんざりする。なるべく木で出来た素朴なおもちゃを買うようにしていたが、最近は子どもに負けてキャラクターものを買っている。おもちゃでも銃や戦車などは絶対に与えないようにしている。

・33歳女性
おもちゃの価格が安いので手に入りやすくなった気がします。(品質低下?)

・29歳男性
昔は空き地がいっぱいあって、遊び場もたくさんあったが、最近は遊ぶスペースがなさ過ぎてかわいそうだと思う。

・40歳女性
自分のいろんな感覚を使って遊べるおもちゃが少ない。遊びに汗と工夫が足りない。