1869年(明治2年)5月11日 
−土方歳三、戦死−






榎本武揚と土方歳三は新たな政府を作ろうと北海道に上陸し、箱館五稜郭を占領する。
しかし明治政府がこれを許すことはなく、戦闘することになる。

4月に土方は二股口と呼ばれる所で待ち構える。
この時の土方の指揮ぶりは凄まじく、榎本軍の中で不敗を守ったのは土方率いる隊だけだったと言われている。
だが他の部隊が敗走したことから土方隊も五稜郭に引き上げなければならなかった。

5月には官軍が箱館湾に侵入してきた。
5月11日、土方はここが死ぬ場所と悟ったように敵陣の真っただ中に突き進んでいく。
そして一本木関門近くで銃撃を受けて戦死する。
武士道を貫き、ラストサムライとも言える最期であった。



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