1864年(元治元年)7月20日 
−六角獄舎の惨劇−






蛤御門の変(禁門の変)で起こった火災が強風のために市中を火の海になった。
火は3日間燃えつづけて約2万8千戸も焼き払ったという。
この火事は幕府に捕らわれた志士たちがいる六角獄舎にも近づいていた。

通常の入牢者の場合は牢から出され、火災から3日以内に決められた場所に戻ると罪一等を減じられる。
しかし政治犯である志士たちは、この時月番だった西町奉公が志士たちを刺殺してしまう。
この志士の中には、古高俊太郎ら数十名の志士もいた。

これらのことは長年、新選組が行ったと言われていた。
しかし新選組はこの時幕府軍と共に長州と戦っていたので関与していないのだ。






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