台風の目



台風は暖気だけで構成されていて、水蒸気が水に変わるときの熱をエネルギー源にしています。 このため、水蒸気が多くある海面水温が26度以上の熱帯の海洋上で発生、発達します。
陸上や温帯、寒帯では発達しません。日本の南海上は、世界でもっとも台風の発生数の多い地域です。

台風の中心付近の直径数10kmは、台風の目といわれ、風の弱い晴天域となっています。 まわりには強い上昇気流や、非常に発達した積乱雲の壁(目の壁)があり、風雨が激しいです。
大きさは直径20〜200kmで、台風の発達の段階によって異なります。 普通台風の初期に大きく、発達するにつれて小さくなります。ですが衰弱とともに再び 大きくなり長円形となります。海上でははっきりしていますが、陸上ではぼやけてしまいます。

台風の目の壁付近に水蒸気が集まり、水に変化しているので、エネルギーが最も集中している場所 です。
台風の中心付近は、周辺よりも特に暖かく台風の等圧線は同心円状となり、 その間隔は中心に近いほど狭くなります。台風域内でも特に強い風と雨が観測される場所でもあります。

台風は雲の形によって、中心付近の最大風速を推定することができます。 台風は中心付近の雲が厚く、目がはっきりしていて、取り巻くくもの幅が太くて長いほど、 台風が強いということがわかってきました。