二次災害の恐怖(人災)

出所:歴史関係の資料集など

地震の場合、不安になったりで大抵の人は混乱状態に陥ります。
そして、更なる人災を引き起こすこともありえます。
実際に起こった時に考えて行動するのは難しいかもしれませんが、
これまで地震後に人が起こした悪例などをあげていきます。



混乱に乗じて人が起こした行動


地震等の被害にあえば、たちどころ人なども逃げますし、
窃盗等を引き起こす人がいることもあります。
(そんなことすらできないほどの大震災なら話は別だと思いますが)
日頃募っている恨みが爆発する人もいますので、注意しましょう。
混乱の際の噂は、人為的に流すことだってできます。



人をますます不安にさせたデマ

何処からも情報を入手できない状態だと、人にすがるしかありません。
が。こんな時に聞く話は大抵デマであり、
信じるに値しないものも数多くあります。
しかし、それを信じたせいで大事になったこともあったりします。
例えば、関東大震災。(1923)この時、
普段半強制的に働かされている在日朝鮮人が混乱に乗じて逃げ出し、
日本人を殺そうとしている、という噂が流れたそうです。
これによって、在日朝鮮人(及び朝鮮人に間違えられた人)が、
推定6000人以上が虐殺されるという大事件が報道されました。
(「十五円五十銭」の発音で確かめたそうですが、
方言なまりの人(特に東北人)なども大量に殺されと言われています。)
しかしながらこの虐殺の報道も混乱の中で行われたため、
一概に正しいという訳でもなく今でもこの虐殺が本当にあったのかどうか議論されていることがあるのですが。
それでも地震の時にはろくな噂しか流れませんし、
行動を起こす場合はその話の信憑性を確かめましょう。
噂は噂、で聞き流すのがいいと思われます。

混乱状態になると、人間は何を起こすか解りません。
・・・気をつけましょう。



暗い話

こんな時になると人だって愚痴りたくもなりますが、
暗い話なんてすると逆に迷惑になります。
その辺の人を巻き込むのはやめましょう。
余計に希望がなくなってしまいます。



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