二次災害の対処(自然災害)

出所: ANS観測網 地震直前予知システム

二次災害の恐怖(自然災害)で二次災害には火災や津波などがある
と説明しましたが、どう対処するべきなのか考えてみました。



土砂から身を守ろう

基礎知識/地震の対策/二次災害
Q:地震土砂崩れの主な原因として、誤っているものはどれ?
A:振動による地面の崩壊 正否・回答
文字にマウスカーソルを合わせるとここに答えが表示されます。
B:発生したずれによる傾斜の崩壊
C:地形改変における造成地の崩壊
D:流動した雨水の偏りによる地面の崩壊

土砂を防ごうといっても地面そのものが崩れるので遭遇すれば防ぎきれませんし、
発生後も長らく危険が生じます。
「崖の近く(崖下含む)に行かないこと。」これが一番の予防策です。




火災を防ごう



震災にはつきものの、火災。
その被害は大きく、揺れが収まったからといって安心できません。
火は1つでもついていると燃え広がってしまいますが、
1人1人が火の気に注意すれば火災の規模も減少します。
地震の際に可燃ガスが出て、火災が発生するという話もありますが、
どちらにしろ火災規模が減少すれば関東大震災の時のように、
酸欠死亡者が大量に出たりしないと思います。
せめて逃げる時には火の始末をしましょう。
ブレーカーを落とすのも重要です。





津波を防ごう



無理です。
元々津波は、自然災害の1つなので防ぐことは無理です。
津波は発生を防ぐより、
いかに津波から逃げ切れるかがポイントになります。
正確には津波の当たらない場所へ急いで移動することです。
海の方で地震が発生した後、津波が来るのは数分後なので
諦めずに逃げましょう。
大地震では通常想定できないほどの高波が来るはずなので、
防波堤などもあてにならないこともあります。
津波には当たらないような高さが重要ですが、
常識超えるものが来ると終わるので、逃げるならお早めに。



建造物の倒壊から身を守ろう



今の日本では、大体の建造物が地震対策をとっています。
そう簡単に壊れませんが、
建物は1Fなどが潰れやすい(下の階の方が危険)なのです。
どちらにしろ、辺りが開けた屋外が一番安全なのですが。



考察:
―――地震だけなら怖くない。
(地震は相当怖いですが)
火災や津波、土砂崩れからその後の建物崩壊を引き起こす二次災害。
地震が起きたら、その後も周りに気をつけながら過ごさなくていけないのは大変に思います。
ただ、火災は人の手で少しは減らす事ができるので、
自分のためにも人のためにも・・・後始末は重要ですよ。


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