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日食/月食について

月食について -Lunar Eclipse-

3)月食について -Lunar Eclipse-

1.月食がおこる時の太陽、月、地球の並び
月食とは太陽、地球、月の順にまっすぐ並んだ時におこります。
これは地球が太陽と月の間に入りこみ、月を隠してしまう時におこる現象です。
月は太陽の光を反射して光っています。光が入ってくる道を地球がさえぎると光が反射できなくなり、月は暗くなります。
日食と違って、月食は満月の時におこり、月食は地球上の夜の地域ならどこでも見ることができます。

皆既月食

1.月が半影にはいると光の量は減りますが満月と同じようにみえます。

2. 本影にはいると月の光のもとになる太陽光が届かないので皆既月食になります。

2.月食の種類
月が反射するための光を完全に地球がさえぎり、月を隠してしまうことを皆既月食といいます。また1部分だけをさえぎり、月の1部分が隠れることを部分月食といいます。

皆既月食

部分月食

3.月食のみに見られる現象
月食の時の地球の影は太陽よりもとても大きいので、日食の時のように金環食((2).4を参考)にはなりません。また半影食という現象もあり、これは反射する光の量が減っただけであまり暗くならないので、実質的には満月とあまり変わりはありません。

皆既/部分月食

解説

本影に完全に入った月は皆既月食になり、
本影に半分しか入らなかった月は部分月食になります。

4.皆既月食の色について
皆既月食の状態では、月はオレンジ色のような赤みがかった色になります。これは地球の大気が影響しています。太陽･地球･月の並びにあるため、太陽の光を地球がさえぎり、月に太陽の光があたらないのです。それにより月は見えなくなると考えられますが、実際は地球をとりまく大気が太陽からの光を屈折させているので影の中にも光が入り込みます。結局月は完全に真っ暗にはならず、オレンジ色に近い色になるのです。

月食連続写真

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