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 アウシュヴィッツ強制収容所ポーランド
アウシュヴィッツは、ナチス・ドイツが占領地ポーランドに建設した最大規模のユダヤ人の強制収容所です。最近の研究で400万人のもの命が奪われたことがわかったこの容所跡は、『人類が二度と繰り返してはならない20世紀の負の遺産』として登録されています。
 ナチス・ドイツ  ユダヤ人の虐殺  収容所での悲惨な生活
ヒトラーのひきいる政党ナチスは 「アーリア人(ドイツ人)はもっとも優れた民族である」という思想を掲げ、特にユダヤ人に対し、人種差別政策を行いました。ヒトラーは第一次世界対戦後のドイツ人の心をつかみましたが、第二次世界大戦の敗戦を察し自殺しました。 家畜用の貨物車で運ばれてきたユダヤ人たちは、シャワー室にみせかかたガス室で殺されたり、壁の前に立たされ銃で殺されました。
死体は焼却炉で一日350体焼かれました。
収容されると、すぐに働ける人と働けない人に選別されました。働けない子供や老人はガス室に送られました。働ける人は
・男女とも丸刈り
・うでに番号の入墨
・みな同じ服で、番号で呼ばれる
・眼鏡や金歯の没収
など、悲惨な生活を強いられました。
  ポーランド

 人類が作り出した地獄
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 ▼文化遺産 1979年

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正式名称「アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所 」

 ▼アンネ・フランク
15歳で収容され亡くなった少女。隠れ家で生活した約2年間の日記は世界中で読まれています。