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 敦煌・莫高屈(とんこう・ばっこうくつ)(中国)


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第96くつ北大仏殿     入り口     たくさんの窟

シルクロードを伝わって仏教はインドから中国にもたらされました。砂漠の中の鳴沙山の東側の斜面に、4世紀の中ごろ、一人の修行僧が最初の石くつをほりました。以後1000年にもわたって仏像が彫り続けられたそうです。
 構造  修復作業  敦煌という町
大小さまざまな石くつは、上下3〜4層にわかれ、ハチの巣のように掘られています。南北の崖に1600mにわたってほられています。石くつ内は仏教の教えを題材とし絵に埋め尽くされています。
敦煌から25kmにある莫高屈は、かつて荒れ果てて砂に埋もれてしまいそうな時もありました。しかし1963年から修復作業が進められ、観光地化されながらも内部の撮影は禁止するなどして保護活動に力を注いでいます。
 
敦煌は、シルクロードの2本の道が合流するところで、オアシス都市として栄えました。中国と西域諸国とを結ぶ
中国の西の玄関口でした。西域の商人が高価な品物をラクダに乗せて最初に踏み入れる中国の町であり商談場所として栄えたのです。
  中国

 砂漠にあった仏教美
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 ▼文化遺産 1987年