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 厳島神社(広島県)
日本三景の厳島神社(いつくしまじんじゃ)は潮の干満や昼夜で、その姿を変えます。創建したのは、宋との貿易により富を得た平清盛です。海神を祀るのにふさわしく海上にせり出した社殿は、平安時代の寝殿造りの様式を取り入れ優美な雰囲気が漂います。海の中に浮かぶシンボルの大鳥居は高さ16メートルで、8代目のものです。
 本殿までも海水にひたっている  ゆかりの人々  水に備える
・平清盛・・・熱狂的に厳島神社を信仰し今の寝殿造の形態にしました。
・毛利元就・・・1555年、宮島で宿敵の陶氏(すえし)を奇襲しました。(厳島合戦)
・豊臣秀吉・・・死んだ将兵を慰めるた千畳閣を建てさせました。
厳島神社は海の中にそびえているため、さまざまな水に対する工夫がなされています。
廊下の板にすきまをつくって水の力を分散させるようにしたり、建物が浮き上がらぬよう重しの石を備えています。
  日本

 平安貴族の夢を実現
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文化遺産 1996年

「行ってきました」