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 石見銀山(島根県)

写真は大坑道のひとつの龍源寺間歩(りゅうげんじまぶ)
 石見銀山は、2007年7月のユネスコの諮問機関ICOMOSの登録延期の勧告で、世界遺産の登録が危ぶまれました。
そこで政府はその魅力などを関係国などに訴え「山を崩したり森林を伐採したりせず、狭い坑道を掘り進んで採掘するという環境に配慮した生産方式」を積極的に紹介しました。その結果、日本で14件目の世界遺産となりました。

 海外の地図にものっていた    間歩(まぶ)    時代を偲ばせる反り橋
当時石見銀山の銀産出量は、世界全体の三分の一に達していたので日本はもとより外国でも有名でした。16世紀ポルトガル人が作った地図によると、石見の位置にポルトガル語で「RSMINASDAPRATA(ミナス ダ プラタ)」=銀鉱山王国=と記載されているそうです。   銀を掘るために掘った坑道を間歩(まぶ)といいます。石見銀山には500余り間歩が存在しますが公開されているのは、龍源寺間歩だけです。ノミ跡があらわに残る壁に、掘子たちの過酷な労働が偲ばれます。
  日本

 世界が認めた銀の王国
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▼文化遺産 2007年登録


正式登録名は
 「石見(いわみ)銀山遺跡とその文化的景観」