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 興福寺(奈良県)

興福寺は藤原不比等が建てた寺です。藤原氏の力が大きくなるにつれ、平安時代には大和の国を治めるほどの一台勢力を誇りました。奈良の中心部に位置し、日本で2番目に高い五重塔です。(1番高いのは京都の東寺
源平の争いの最中の1180年、平重衡の兵火による焼失
があり現存の多くはそれ以降に制作されたものです。

 美少年の阿修羅像  強い僧兵  
興福寺で有名なのが、阿修羅増です。阿修羅は元は仏教の邪魔をする悪い神でしたが、釈迦の話を聞くうちに心を変えて釈迦を守る神様になりました。 藤原氏の勢力を背景に興福寺では武士に僧の身分を与えて僧兵とし大和の国を治めるようになりました。

  日本

五重塔は奈良のシンボル
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▼文化遺産 1998年登録

▼興福寺の僧だった宝蔵院覚禅房法印胤栄(いんえいは「十文字槍」で宮本武蔵と戦ったといわれています。