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 ナスカの地上絵ペルー


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                           (写真提供:浅川嘉富の「ホームページ」より)
ハチドリ    宇宙人    滑走路1    滑走路2

 地上絵は今より1800〜1300年前に描かれましたが、発見されたのは70年前の飛行機が発明されてからでした。それは、あまりの巨大さに地面からは見えなかったからです。ではいったいどうやって描いたのでしょうか。

 さまざまな地上絵
地上絵は約30あり、その他にもめすで滑走路のようなまっすぐの線や渦巻き模様が描かれています。 しかし近年は、遺跡を突っ切るように走るパン=アメリカハイウェイや、観光客による荒らしなどで、保存が難しい状態です。
 なぜ残ったか?
地上絵の描かれた平原(パンパと呼ぶ)は、地面を覆う黒っぽい砂利でできており、それを除くことで下の白い土を見せて線のようにしたが地上絵です。このような環境から、雨によって消されることもなく、強い風が線にかかる砂を取り除くので今まで地上絵は維持されてきたのです。
 なぞの遺産
何のために描いたのかははっきりと決まっていませんが、ナスカの人々が天からの救いを願って描いたということはほぼ確実です。線が、水の流れる時期に太陽が昇る山に向かって多く描かれているため、水や山に関わる儀式に使われたという説が有力です。       
  ペルー

 謎の巨大絵
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文化遺産 1994年

▼正式名称は「
ナスカとフマナ平原の地上絵

▼大平原(=パンパ):約500万平方キロメートル

▼「ナスカの地上絵」のハチドリの絵を、実際に描いてみました!こちら