琉球王国のグスク及び関連遺産群として2000年に登録された日本における最南の世界遺産です。 三山(さんざん)の対立から琉球を統一した尚氏(しょうし)は琉球王国をつくりました。 琉球王国は日本本土と中国の中継貿易で栄え、すばらしい文化を咲きほこらせました。 首里城のシンボルはこの真っ赤な正殿です。正殿のモデルは中国の紫禁城の太和殿がモデルとなっています。 しかし、中国では5本づめの竜が正殿に描かれているのに対し、この首里城の竜は4本づめが多いのです。 ここで中国に遠慮しているのが見受けられておもしろいです。
▼文化遺産 2000年登録 ▼首里城跡:那覇市当蔵町
▼現在2千円札には 沖縄の守礼門が使われています。