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 パルテノン神殿ギリシア)
今から2500年前に、ギリシャのアテネは主要な都市国家でした。アテネは丘の上に要塞を立てたアクロポリスでした。その中に女神アテナに捧げられ、パルテノン神殿があります。当時は真っ白な大理石に色鮮やかな彫刻が施された光り輝く神殿でした。
その丘の上には他に、アテナとポセイドンの神殿で屋根を支えている柱が女性の形をしていることで有名なエレクティオンや、勝利の女神のニケ(アテナの別名といわれる)のアテナ・ニケ神殿などが建っています。
  
 文化の源アテネ  破壊  パルテノン神殿の形
民主政治や選挙、数学や科学、美術品や建築物の多くは、このアテネを中心に生まれました。哲学者のソクラテスやプラトン、アリストテレスらは、アカデミーという学校を開き弟子に伝えていき現在の学問につながっています。 約300年前、アテネは力が衰えトルコに占領されていました。
そしてトルコ軍がこの神殿を火薬庫に使っていたところ、ヴィネツィア群の砲弾が飛び込み、大爆発を起こしました。
イギリスの大英博物館の正面玄関
は、この神殿を真似て作られたもの
です。
  ギリシ

  美しい大理石の神殿
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文化遺産  1987年

▼正式名称は、アテネのアクロポリス

ゆがんでいる神殿

長さ68.7m
  幅30.6mの
  周柱式神殿