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　タスマニア島(オーストラリア)

（正面に見えるのがクレード山。゛ゆりかご"の形に似ていることからついた。）
オーストラリアの南東に位置するタスマニア島は、太古の自然が残っています。氷河によってできた山や湖、世界で唯一の亜高山混交林(ユーカリの木と亜南極の植物が混じる)があります。先住民アボリジニたちの洞くつ壁画も残っています。
　つながっていた大陸 　珍獣　その1 　珍獣 その2
今から数億年前、現在の南半球の大陸は1つの大きな大陸(＝ゴンドワナ大陸)でした。そして約１億年前の大陸移動で分裂し最後にオーストラリアも南極と分かれ、今の形になりました。オーストラリア特有の植物や動物群には、この影響が残っています。 オーストラリア大陸と離れた島なので、野生の犬などが外部から入りこまず、この島の珍獣たちは絶滅を免れました｡ペンギンの中で最小のフェアリーペンギンなどが生息しています。 肉食性の有袋類では世界最大のタスマニアデビル(フクログマ)、普通のカンガルーの半分ほどアカハラヤワラビー、木の上で生活するフクロギツネ、ゆっくりとした動きのウォンバットなどは、みなお腹の袋で子供を育てる有袋類です。

　 オーストラリア

大自然の美
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▼複合遺産　1982年　

▼ タスマニア島
本土から３２０キロ離れている農業と牧畜の島。