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 東大寺(奈良県)
聖武天皇は仏教の力で人々の心をまとめようと全国に国分寺を建てました。そのため中心となる都の東大寺に大仏を作る命令をくだし752年に金銅製の大仏が完成しました。中世以降、2度の兵火で多くの建物を焼失し、現存する大仏は台座などの一部に当初の部分を残すだけとなっています。

 蓮の花びら  柱の穴の大きさ  大仏のお顔が見える門
大仏が座っている蓮の花びらには宇宙の様子を表した絵が線彫りされています。中央にはミニ大仏が彫られています。過去二度の焼失を免れた、この蓮弁は奈良当時のままのものです。 大仏に向かって右側の柱にはちょうど人がくぐれる穴が空いています。これは大仏の鼻の穴と同じといわれ「くぐれば幸せになれる」といわれています。 大仏殿の正面扉は、8月15日の大仏殿万燈供養や大晦日に開かれ、中門からも大仏の顔をおがむことができます。
  日本

  大仏殿は世界一
  大きい木造建築物

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文化遺産 1998年登録