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 薬師寺(奈良県)
薬師寺は平城京の前の都・藤原京に建てられ、平城京ができると奈良に移りました。「竜宮城を写したようだ」「凍れる音楽」とたたえられた美しい寺でしたが、火事や戦いで燃え、東塔だけが奈良時代の美しさを今に伝えています。

 東塔だけが奈良時代のもの  手と足の謎のマーク  仏足石
薬師寺本尊にある薬師如来の手足には不思議な模様が描かれています。
足の裏には「瑞祥七相」という7つの宝物がえがかれ、手にも仏の教えを表す「法輪」とよばれるものが描かれています。
釈迦の死後300〜400年は仏を形に表すのはいけないとして、仏像は作れませんでした。かわりに仏の足跡を石に彫って祈っていたのです。薬師寺には、そんな仏足石があります。
  日本

  優雅な姿の美しい寺
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▼文化遺産 1998年登録