〜Menu〜

はじめに

美術の歴史

画家名50音順

用語集

クイズ

掲示板

利用・引用情報

サイトマップ

リンク

アンケート

 

トップ

 トップ 美術の歴史 > メソポタミア美術

 

[メソポタミア美術]

 在の イラク共和国を流れる

ティグリス川とユーフラテス川の領域を指すメソポタミアは、

世界最古の文明が開花した地方である。

 でに紀元前6千年頃から農耕社会が出現し、

住居がいくつも集まった農村集落では、

小麦の栽培と家畜の飼育が行われ、彩文土器(さいもんどき)が製作された。

 

 の時代を代表する出土品のひとつに、彩文土器の皿がある。

イラン西南部でも紀元前4千年頃に入ると彩文土器が作られるようになり、

動物の頭や角を極度に強調したデザインが、

この地方の装飾の特徴となっている。

 

《シュメール美術》

 ソポタミアの集落は次第に規模を拡大し、

やがて都市が形成され、商業が活発となり、

のちに楔形文字(くさびがたもじ)として発達する絵文字も出現する。

 この時代の彫刻を代表する作品が、女性頭部像である。

 市には、しだいに宮殿も出現し、礼拝者像も出現し始める。

礼拝者像は彫刻による表現領域が拡大したことを物語っている。

その代表作には聖樹と牡山羊(おやぎ)がある。

 

《アッシリア美術》

 ソポタミア北部のティグリス川流域を中心とするアッシリアは、

軍事力を背景にバビロニアを占領支配する。

これは、宗教・言語の分野でアッシリアのバビロニア化を進めることとなった。

 かし、美術に関しては、アッシリア固有の美術を展開したのである。

 

   ページの先頭へ

前の時代       美術の歴史へ戻る       次の時代