バルダッサーレ・カスティリオーネの肖像（1514〜1515年頃）

 

カスティリオーネは、ラファエロの

親しい友人のひとりである。

スペインで、大使として活躍していたのだが、

人々に誤解されて中傷の的となり、

イタリアに帰れなくなってしまった。

彼の死後、この絵はイタリア国外へと流出した。

レンブラントという画家がこの絵を欲しがったが、

当時すでに、この絵の値段は、

家を一軒買えるほどだったそうなので、

レンブラントの手には入らなかった。

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