その他の星座―秋

秋に見られる星座

黄道十二星座以外にも、空には沢山の星座が存在しています。
それぞれ違う物語を持って、古代の人々の思想や背景を今に伝えています。
夏に見える他の星座で、神話と関わりのあるものをあげてみました。

ケフェウス座

カシオペア座

ヘラクレス座

アンドロメダ座

こうま座

ペガスス座

みなみのうお座

ペルセウス座

くじら座

 


 


 
夏の星座


ケフェウス座
【英名:CEPHEUS(ケフェウス)】

 五角形の星並びが目印の、秋の星座

由来:
エチオピアの王。カシオペヤ座になったカシオペア王妃の夫で、アンドロメダ姫の父親がこの星座に象られた人物です。
神話などもあまり残らず、目立つ存在ではありませんが、星座の中でも昔から存在していたようです。

 

 




カシオペア座
【英名:Cassiopeia】

 北の夜空に輝く悲劇の王妃


由来:
カシオペアはエチオピア国の王妃。ケフェウス座のケフェウス王の妻、アンドロメダ姫の母親でもあります。
娘の美しさを鼻にかけてあたりに吹聴したため後に罰を受けることとなりました。
(アンドロメダ座参照)
いまもカシオペアは高言の罪で椅子に縛られたままの姿で、1日1回北の空をまわりながらさかさまにされるのだといわれます。

 

 




アンドロメダ座
【英名:Andromeda(アンドロメダ)】

 英雄ペルセウスの妻、エチオピアの美しい皇女

由来:
上記したケフェウス、カシオペアの娘で、古代エチオピアの王妃であるアンドロメダを象った星座といわれます。
カシオペアは娘の美しさを誇りに思い、ことあるごとにあちこちに言いふらしていましたが、あるとき、調子にのって「アンドロメダの美しさは海神ネレウスの娘にも勝る」と言ってしまったのです。 これを聞いたネレウスは大変怒り、海神ポセイドンに頼んでエチオピアに洪水・大津波を起こしてもらいました。
弱ったエチオピア王ケフェウスはどうしたら災害が静まるか神託を待ちますが、くだったのはアンドロメダを海の怪獣にいけにえにささげよという言葉でした。
エチオピア王は国を守るため泣く泣く愛娘を海岸の岩に鎖でつなぎ、アンドロメダは怪獣に食われるのを待つばかりとなりましたが、そのときアンドロメダはペルセウスと出会い命を取り留めるのです。
(以下は、ペルセウス座参照)

 


こうま座
【英名:the Colt(コルト)】

 ペガスス座の西に位置する小さな馬

由来:
怪力ヘラクレスの冒険の1つに登場するヒドラが星座になった姿です。
由来:ペガサスの兄弟にあたるセレリスの姿で、ヘルメスが双子座のカストルに送ったものだと言われています。



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ペガスス座
【英名:Pegasus(ペガスス)】

 余りにも有名な翼持つ白馬


由来:
有名な幻獣、ペガサスを象った星座といわれます。
ペガサスはペルセウスが魔女メドゥーサを倒したときにその血から生まれた、背中に羽を持つ天馬です。
(ペルセウス座参照)
天上界までのぼったペガサスはゼウスの雷光を運ぶ軍馬となり、やがて星になりました。

 




みなみのうお座
【英名:the Southern Fish】

 1等星フォーマルハウトを含んだ、大きな魚の星座


由来:
ギリシャ神話では、愛の女神アフロディテが怪物テュフォンに追われた際に魚の姿になって逃げたときを象ったものとされています。
みずがめ座の瓶から落ちる水は、この魚の口に注がれています。

 




ペルセウス座
【英名:Perseus(ペルセウス)】

 新年を迎える頃に宵の空に懸かる、明るい勇者の星座


由来:
ペルセウスはギリシャ神話の中でも有名な英雄で、数々の神話が残されています。
王女ダナエーの父でアルゴスの王・アクリシオスは、「お前は孫(ダナエーの息子)に
殺されるだろう」という神託を受け、恐れて彼女を塔の上に幽閉します。
しかし、天上からダナエーを見たゼウスはその美しさに女好きの虫が騒ぎ、黄金の雨の姿をとってダナエーの上に降り注ぎました。
そうして、ダナエーはゼウスの子を生んでしまうこととなったのです。
それがペルセウスでした。ペルセウスとダナエーは海へと流されましたが、セリーポス島という場所の親切な男・ディクテュスによって助けられ、ペルセウスは勇敢な青年へと成長します。
ある日ペルセウスは怪物ゴルゴンの首を取ってくるよう言い渡され、ゴルゴン3姉妹の末娘メデューサを知力と武力で退治します。このとき、メデューサの首から流れた血の中から飛び出してきたのがペガサスといわれています。(ペガサス座参照)
また彼は、帰途の途中海に鎖でつながれたアンドロメダ姫を発見し、「怪物を倒すことと引き換えに、アンドロメダを妻に娶らせてほしい」と嘆願して、怪物の鼻先にメデューサの首を突きつけます。
死して尚恐ろしい魔力を持つメデューサの首を見ると、怪物は石の塊となってしまいました。
ペルセウスはアンドロメダと結婚し(アンドロメダ座参照)、エチオピアの王となったといわれます。
その後ペルセウスは祖父アクシリオスを尋ねて故郷へと戻りますが、その際に参加した競技会の円盤投げの種目で、誤って客席に円盤を投げ入れてしまい、アクシリオスを殺してしまいます。
こうして予言は成就されてしまったのでした。

 

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くじら座
【英名:the Whale(ザ ホエール)】

 怪物くじらの姿を現す、大きな星座。

由来:
アンドロメダがいけにえに差し出されたのが、この化け鯨だったといわれています。
(アンドロメダ座・ペルセウス座参照)

 

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