豊岡市役所へ行ってきました

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コウノトリ野生復帰が目指すもの

コウノトリ共生課の方のお話や、頂いた資料を基にして、コウノトリ野生復帰についてまとめました。

一度絶滅した野生動物を飼育して繁殖させ、人里に返していく
これは、大変な時間エネルギーコストのかかる事業です。
豊岡市は、コウノトリの野生復帰の取り組みを続け、次のことを目指しています。
@コウノトリとの約束を果たす
1965年、少なくなってきた野生のコウノトリを捕獲した時、私たちは、「いつか、きっと空に帰す」とコウノトリと約束しました。その約束を果たさなければなりません。コウノトリを“本来の場所”に帰すということは、世代を超えて受け継がれてきた“豊岡市の願い”です。
A種の保存に関し国際的な貢献を行う
コウノトリ(Oriental White Stork)は、生育環境の悪化によってその数は減少し続け、絶滅の危機に瀕しています。
コウノトリが安心して生息できる環境を作るためには、環日本海の国々が連携し合い、協力し合せなくてはなりません。
豊岡市は、日本最後のコウノトリの生息地として今後とも種の保存に関する国際的貢献を果たしていきたいと考えています。
Bコウノトリも住める豊かな環境を創造する。
コウノトリは、自然生態系の中で食物連鎖の頂点に立つ大型の肉食の鳥です。コウノトリが再び野生で生息できるためには、コウノトリの餌になる生き物の生息環境も変えていき、自然の再生を行わなければなりません。と同時に、私たちの生活も環境に配慮したものに変えていくことが不可欠です。
そして、そう変えていくことは、コウノトリにとってのみならず、実は人間にとっても、すばらしい「環境」であるに違いありません。コウノトリの野生復帰をシンボルとしながら、私たちは、コウノトリも住める豊かな環境を作っていきます。

Q&A

全国に広めて生きたい活動は?
豊岡市は、「豊岡市だけでコウノトリのことを囲まず、どんどん全国へと飛んでいってほしいのですが、コウノトリがその町に定着するためには、豊岡市が行っている活動などをどんどん行ってください」と言われていました。
トキに関しても、種は違っても同じだから、豊岡市が行っている活動を教えています。
コウノトリが住めるようなあらゆる活動を広める。
それを地域によって行って欲しいです。
世界の動き
韓国も、日本と同じようにコウノトリが絶滅した国であることから、現在、人工飼育でコウノトリを野生に戻そうと取り組んでいます。まだ、放鳥の段階までは来ていませんが、豊岡市と協力してコウノトリの共同研究を行っています。
他にも、ロシアとも協力して交流があります。この前、モスクワでコウノトリのイベントが開催されたそうです。
オランダに有名なコウノトリを研究をしている方がいて、その人とも情報交換をしています。アメリカにも、コウノトリの研究で有名な人がいます。ドイツは、環境政策を熱心に行っています。
フランスのある動物園とも協力しています。
ロシア、中国、韓国、日本で協力体制をおいています。ちなみに、飼育においては、日本の技術が一番高いです。
感想
私たちは、今日取材して、コウノトリのことは、日本のことだけじゃなく、世界のことなんだなーと思いました。
日本だけでコウノトリを野性に戻そうとしているんじゃなく、さまざまな国で、同じような活動をされていて、コウノトリを野性に戻したいというのは、万国共通なんだなーと思いました。
この活動が全世界に広まったら、コウノトリが世界中の空を飛ぶ日は、近いかもしれません。