コウノトリの郷公園を訪れた学校

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平成18年度に兵庫県立コウノトリの郷公園を訪れた学校数は小学校は70件中学校は12件高校は5件です。小学校が訪れた数が多かったです。合計しても100件に近く、コウノトリについて関心が高いことがわかりました。
学校ではありませんが、取材や写真撮影のためにコウノトリの郷公園に訪れたときにたくさんの観光バスや車があり、一般の方にも関心が高いことが分かりました。

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各学校のホームページについては「リンク集」ページからご覧ください。

三重中学校

コウノトリの郷公園に修学旅行で訪れた学校は平成17年度に一校ありました。それは三重県松阪市にある三重中学校です。
どのような活動を行ったか知りたかったので、三重中学校にFAXや電子メールで質問しました。
なぜコウノトリの郷公園に行ったのですか?
環境問題は、今後、国内外問わず積極的に解決しなくてはならない課題であり、環境問題は身近な課題について考えるのと同時に、幅広い観点から知ることが大切です。
そこで学習のポイントを「身近な自然との共生」に絞って、学習できる場所を探しました。
動物園や水族館、研究室などでも研究の一環として、動物の保護・増殖活動をしているところはいくつかあります。しかし、こうした場では「身近な自然との共生」は学べません。
アメリカのフロリダにあるエバーグレイス湿地の回復運動などもありますが、これは国家レベルでの環境回復プロジェクトです。
地方自治体が活動の中心となり、人間が生活する場における絶滅種回復に成功した例は、世界を見ても、豊岡市の他にはこれほど長期的大規模な例はないと思われます。
コウノトリの郷公園は、国内では40年前に野外から姿を消したコウノトリの増殖活動の現場を見る場であり、同時に生物の保護に関する行政の取り組み身近な環境問題を学習できる場です。教室での学習では得られない経験と、幅広い視野が得られると考えて、コウノトリの郷公園を訪問することにしました。
事前学習はどのようなことをしたのですか?
半年間コウノトリについて調べましたが、最初は「トキ以外に日本で絶滅に瀕している鳥がいることすら知らない」というレベルからのスタートでした。しかし、いろいろなことに関心の高い生徒が多かったので、動物の保護・増殖活動について、多面的に観点から調べることができました。
いろいろな疑問
調べるにつれて関心が高まり、いろいろな疑問が出てきたので、訪問前にコウノトリの郷公園と豊岡市役所の方々に、文章で質問をしました。
(以下は原文の通りです)
  1. 野生のコウノトリが国内から姿を消した原因は、経済の成長に伴う社会変化や自然環境変化などが考えられますが、具体的にはどのようなことでしょうか。
  2. なぜ豊岡市で、コウノトリの保護増殖に取り組むことになったのでしょうか。活動の中心は行政だったのでしょうか、それとも市民団体が中心となった活動だったのでしょうか。
  3. コウノトリの保護増殖のためには、研究者などの専門家の協力が必要だったと思いますが、生物学的な技術は豊岡市にもともと根付いていたのでしょうか。
  4. コウノトリを放鳥するには、適切な自然環境が必要と思います。地域の住民の方々や、農業・林業に従事する方々の理解や協力が必要であったと思います。適切な自然環境を作るために、どのような努力をされましたか。また、地域の方々の反応はいかがでしたか。
  5. コウノトリを再び絶滅の危機に追い遣らないようにするためには、次の世代の方々の理解とともに、長期にわたる経済的・技術的・行政的な支援が必要だと思いますが、それについては、どのような展望をお持ちですか。
  6. コウノトリの郷公園には、現在100羽を越えるコウノトリが飼育されているとのことですが、どの程度まで、飼育・増殖を続けられる予定でしょうか。
修学旅行の成果
コウノトリをきっかけとして、単純に自然を守ろう自然を汚すなという結論ではなく、今日に至る経過現代社会の問題を、いろいろな角度から見ることができるようになったと思います。
世界に目を向けても、コウノトリの例に限らず、経済問題と環境問題が強く結びついていることが理解できるようになりました。

浜坂中学校

平成17年度、1年生がコウノトリの郷公園に総合的な学習の活動として行きました。
平成18年度の1年生は、総合的な学習の時間にコウノトリの郷公園の方に講師を依頼して講演会を開きました。