新温泉町の温泉
 この新温泉町には七釜温泉や浜坂温泉、湯村温泉など3つの温泉があり、
今回は湯村温泉に取材に行きました。
湯村温泉
12月27日湯村温泉に取材に行きました。

荒湯付近 夢千代像 荒湯付近

 湯村温泉は、今から約1150年前の嘉祥元年に慈覚大師によって開湯された温泉と言われています。
湯村温泉には、たくさんの旅館が並び、町を訪れる観光客の疲れを取ってくれます。さらにその旅館の近くには、7メートルもの足湯場が三本もあり、作られた当時は日本一の長さを誇っていたそうです。僕も手をつけてみましたが、とても温かく気持ちよかったです。足を付けたいなという衝動に駆られながらも、その場を後にしました。

荒湯 荒湯の湯壷 注意書き

 湯村温泉の荒湯は98度の高温で水が沸騰しているようなお湯です。この98度という温度は日本一だそうです。とても熱そうですね。少し触ってみようという好奇心もありましたが、やっぱり怖いのでやめました。この湯壷からは毎分470リットルもの湧出量を誇っており、これも日本一です。470リットルとはやはりものすごい量なので、とても想像がつきませんね。しかも98度という高温のため、このような注意事項も書かれていました。

湯壷に卵を入れている最中 12分たった後 温泉卵の様子

 観光客がこの湯村温泉に来ると、必ずと言っていいほど生卵を買って温泉につけています。
ぼくたちもゆで卵をしたら、まだできてなかったみたいで写真のように、卵の黄身が割れずに取れました。

有名人の手形 島田紳助さんの手形 桂三枝さんの手形

 足湯の近くには、このような手形が30以上ありました。実はこれらはすべて大物芸能人や、有名人の手形なのです。島田紳助(中央)や桂三枝師匠(右)など、いろいろ有名人の方々がこの湯村温泉に来られました。僕も手形を残せるような有名人になりたいと思いました。

 久しぶりにこの湯村温泉に来て、初めて見るものが多くてとても驚きました。さらにまさかこの湯村温泉に、何百年もの歴史があるということを知ると、さらに驚きました。この湯村温泉に来られた有名人はほかにもおられます。アグネス・チャンや北大路欣也、いるかの2人など……。本当にこの湯村温泉は有名なのだなと思いました。これからもこの湯村温泉を、世界的に広めていきたいです。

平和への祈りを込めて、「千羽鶴」を折りませんか。
湯村温泉特製の折り紙 僕が折った折鶴 言葉が書いてあります。

 湯村温泉は、二十五年前のNHKドラマ「夢千代日記」が放送されて以来、「恒久平和の町」として広島市との深い友好関係が続いており、ここで暮らす私たちにとって、平和を願う想いはとても強く、この思いを広島へ、世界へ伝えるため、今、温泉町観光協会が主催で千羽鶴を折る活動をしています。
この千羽鶴は、八月六日の平和記念式典に湯村のお湯と共に広島市へ届けられるそうです。
湯村温泉へお越しの際は、ぜひ、思いを込めて折鶴を折って見て下さい。

夢千代館
夢千代館前 手紙のポスト 夢千代館裏にある足湯

 この夢千代館は荒湯、足湯の西側にあり、1980年代に、1大ブームを起こした、NHKの「夢千代日記」のドラマの風景を思い出させてくれます。夢千代館では、今、「夢てがみ」というサプライズ企画を行っています。これは、1年後の自分へ向けて手紙を書き、この写真(中央)に写っているポストに投函すると、1年後に自分のもとへその手紙が帰って来るというものです。100円でお手製の和紙便せん&封筒がもらえます。もちろん夢千代館の入場者限定です。ほかにも、夢千代館では、ドラマについての展示もあります。


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