プレートテクトニクス

地球の表面は、いつも同じ姿をしているわけではありません。長い年月をかけて大陸が移動し、新しい大洋ができ、また時には大洋の底が海抜数千mまで隆起したりしてきました。このような変動を科学的に説明する理論は「プレートテクトニクス」と呼ばれ、偉大な学説のひとつに数えられています。



 地球の表面は何枚もの岩の板がモザイクのように継ぎ合わさってできています。その岩板はプレートと呼ばれ、地球内部の力によって休まず移動を続けています。プレートは大型のもの12枚と小型のもの多数があり、各々が独立して移動するため、地球上のさまざまな場所でプレート同士の衝突、分離、ずれ合いが生じています。地球上の活火山の大部分は、プレートの境界にそって分布します。このようにプレートテクトニクスは、地球上の大地形や特徴を支配しているため、火山と深い関わりを持っているのです。

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