＊・ 少女アメシスト ・＊

これはギリシャ神話に登場する少女、アメシストのお話です。

あるとき、おさけの神バッカスが少女アメシストにおそいかかろうとしています。
間一髪のところで月の女神ダイアナが、アメシストをきれいな水晶に変身させて助け出しました。

その後、バッカスは自分の悪事を反省し、その水晶にぶどう酒をたむけると、水晶はみるみる紫色に染まったそうです。

　　・・・この話は、紫水晶(アメシスト)の名前の由来になっているお話です。

＊・『完璧』の語源 ・＊

昔々、秦の国王が恵文王の持っている円盤状の玉壁が欲しくて、１５の城と交換しようと持ちかけました。
しかし、恵文王はこれを秦の国王の謀であると見破ります。

そして、「傷がないかを調べるから、もう一度返して欲しい」と申し込み、玉壁を取り戻しました。

　　・・・と、これが『完璧』という言葉の語源となったお話です。

＊・孤独の正倉院 ・＊

沖の島は周囲４kmにすぎない、小さな島です。

しかし、ここは神の島と言われ、古墳時代・飛鳥時代および奈良時代の初期まで、大和朝廷の手厚い尊信を
受けていたといわれています。

この島には、朝廷や貴族から多くの捧げものがあるそうです。

　　・・・近年の調査で分かっているのは、「孤島の正倉院」といわれるほど貢ぎ物は素晴らしく、いくつか
　　　　　の国宝も含まれているということです。


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