本文へスキップ
フードロスへの取り組みに使っていただけるオリジナルツールです。

こちらをクリック!29.8 MB
 
QRコードはこちら↓
29.8 MB
フードロスの仕組み ~海外理解と自国理解
取り巻く環境
企業
消費者 
 商品設計   受注・発注  生産 販売 

ここで企業のフードロスに注目します。私たちは4社の企業を訪問しお話をしました。
企業が商品を消費者まで届ける過程は一般的に次にようなものです。

商品設計→受注・発注→生産→販売

企業と消費者の関係性について考えていきます。

  生産


 生産段階ではさまざまなフードロスを生む要因があります。
例えば、生産工程でウエイトチェッカーなどが質量で原料を選別し、他よりも大きさや重さが違うという理由で生じるフードロスがあります。

また商品設計段階で述べた特徴もここで影響します。
新商品が短いスパンで入れ替わることや期間限定商品が多いことから、商品ごとに午前午後で交代して同じ機械で生産することがあります。つまり、同じ商品を同じ機械で作り続けることが不可能な場合があります。
このときに起きるフードロスが「切り替えのロス」と呼ばれます。

切り替える際の洗浄するときや機械を動かし始めたり止めたりするとき、機械の動作が不安定になることで故障したときに、その機械で生産された商品すべてが捨てられてしまったりと多くのフードロスがうまれます。

機械の故障だけではなく、一部で衛生上の問題が生じると生産段階で関連したすべての食べ物が捨てられてしまうということもあります。

以上で述べるように生産段階では消費者への安全を配慮するあまり、また商品の多様化によって過剰のフードロスを生んでしまっているのです。

BACK      NEXT
メールochafoodloss@gmail.com