果物電池

 では、身近なもので電池を作ってみましょう。

材料:レモンやミカンなどの果物(果汁が電解液)、亜鉛版、銅板

作り方:仕組みは普通の電池と変わりないので亜鉛板と銅板をレモンに挿して銅線をつなぐだけです。
     亜鉛板と銅板の間を出来るだけ狭くすると電子が移動しやすくなり成功しやすくなります。
     そのため今回の実験では、銅板をろ紙にくるんで亜鉛板と密着させて回路を作っています。
     電流が弱いときは、何個かレモン電池を作って繋げると成功しやすくなります。

それでは、実験動画を見てみましょう。

【動画:果物電池】(音声ナレーション付き)
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11円電池

 もっと身近なものを利用して「11円電池」というのを作ってみましょう。


材料:食塩水(電解液)をしみこませたろ紙、10円玉(銅)、1円玉(アルミニウム)

作り方:10円玉の上に食塩水をしみこませたろ紙を乗せ、さらに1円玉を乗せます。
     これで電池ひとつ分の構造が出来上がります。
     これを何段も積み上げていくことで威力の高い電池へと変えてゆくことができます。
     反応しにくいので、10円玉と1円玉の表面は磨いておいたほうがよく反応します。

では、実際に実験動画を見てみましょう。
※今回は電気の力を強くするために88円でやってみました。

【動画:88円電池】(音声ナレーション付き)
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