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むかしむかし、
どの生き物もつくったばかりで、なにを
生き物たちはなにを食べていいのかわからないので、おなかがペコペコです。
そこで生き物たちは、かわるがわる神様のところへ行って、
「はやく、
と、おねがいしました。
すると、神様が、
「あしたの
と、おふれをだしました。
よろこんだ生き物たちは、
さて、ヘビがノロノロとはっていると、うしろからカエルがやってきました。
「なんだなんだ、じべたをノロノロとみっともない。もうすこしはやくすすめないのかね」
「そんなこと言っても、おなかがすいて、目がくらみそうだよ」
ヘビがちからのない
「ふん。そんなにノロノロしていては、
まあ、おまえはあとからやってきて、おれのおしりでもなめるんだな」
カエルはヘビをバカにして、ピョンピョンとんでいきました。
生き物がみんなあつまると、神様はつぎつぎによびだして、それぞれの食べ物をきめました。
でも、カエルは、なかなかよばれません。
おこったカエルは、神様の
「はやくわたしの食べ物をきめてください。わたしがいちばんさきにやってきたのですよ」
神様は、うるさいカエルをジロリと見て言いました。
「よし、おまえは
「えっ?わたしの食べ物は虫ですか!?」
カエルは、ガッカリです。
それでも食べ物がきまったので、ホッとしてかえろうとすると、神様が言いました。
「まて。おまえにはもうすこし言うことがある。
おまえはここへくるとき、ヘビをバカにして、おしりでもなめろと言ったであろう」
「まあたしかに。だってそれは、ヘビがあまりにもノロマですから」
「言い
「とっ 、とんでもない!」
カエルはビックリして
そのときから、ヘビはカエルを見つけると、すぐにおしりからのみこんでしまうのです。
おしまい