ぎゅうにゅうにだって歴史がある! ぎゅうにゅうのうつりかわりをのぞいてみよう!!
だっしふんにゅう:脱脂粉乳(ミルク)⇒1949年(昭和24年)〜
1949年、ユニセフからおくりあたえられたもので学校給食のていばん&でんせつのメニューに。 アルミでつくられた大きなバケツで教室にはこばれて、しゃくしで1ぱいずつアルミカップにそそがれていました。

いたくにゅう:委託乳⇒1964年(昭和39年)〜
1964年からの2年間、だっしふんにゅうからぎゅうにゅうへのうつりかわりのときにとりいれられました。 ちなみに1964年のぎゅうにゅう:ふんにゅうの割合は3:7、つぎの年の1965年は5:5でした。
びんぎゅうにゅう(180ml→200ml)⇒1966年(昭和41年)前後〜
1966年前後からとりいれられ、中身がぎゅうにゅう(せいにゅう100%しよう)になったのは1970年(昭和45年)ごろです。 ふたをあけるのにちょっとコツがいるのと、給食とうばんではこぶのがたいへんだったようです。

テトラ・クラッシック(200ml)⇒1964年(昭和39年)〜
1964年の東京オリンピックでとりあげてもちいられ、1970年代からあとできゅうそくに広まりました。 ただその形からつみあげることがむずかしかったので、だんだんと四角いタイプにかわっていきます。
ブリックパック、ゲーブルトップ(いずれも200ml)⇒1980年(昭和55年)〜
1980年代からあとで社会いっぱんに広くいきわたりはじめ、今でもつかわれているおなじみの四角いパックです。 かるくてほかんするのにすぐれていて、はこびやすいのがとくちょうです。 パックの上の部分がやねの形をしたゲーブルトップもいままでとかわりなくつかわれています。 いまではぎゅうにゅうが当たり前だけど、 むかしはだっしふんにゅうだったんだね! 日本の給食にもどる