☆りゅうこつ座

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20時に南中する日:3月28日
代表的な星:α(アルファ)星カノープス
その他:りゅうこつ座の端には、輝星カノープスが輝いているのでよい目印になります。
このカノープスから南十字付近までが、りゅうこつ座です。

りゅうこつ座はかつては全天一の大きさを誇る「アルゴ座」でした。 しかし18世紀にフランスの天文学者ラカイユが、天文学者としての便宜上の理由から、この大星座を「りゅうこつ座」「らしんばん座」「とも座」「ほ座」の4つに分けてしまいました。

また、りゅうこつ座のα星カノープスは-0.86等級で、おおいぬ座のシリウスに次いで全天第二位の輝星です。
中国では「南極老人星」と呼ばれ、この星を見ると長生きすると言われています。

日本の関東より南では、海が荒れる冬に地平線ギリギリに姿を見せるため、漁師たちはこの星が見えると海が荒れると考え、恐れられていたそうです。

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