炭酸せんべい
兵庫県有馬温泉や宝塚温泉の名産のお菓子です。
丸い形をした10cmぐらいの薄いパリッとしたせんべいです。
きつく甘いわけでもなく、しょうゆなどで味付けをされるわけでもありませんが、
なぜか食べ始めたらとまりません。
表面にはおうとつのある文様がかかれています。
ほかのせんべいと同じように、小麦粉・砂糖・でんぷん・食塩が入っているのですが、
ほかに温泉の炭酸泉水が加えられています。
炭酸泉は、有馬温泉で湧いている温泉のひとつで、名前の通り炭酸を含んでいます。
ほかにも有馬温泉には塩分や鉄分を含んだ金泉、ラジウムを含んだラジウム泉などがあります。
最近は、二枚重ねにした炭酸せんべいの間に、
チョコ・抹茶・バニラなどのクリームを挟んだタイプも発売されています。(風月堂の「ゴーフル」に近いです)
炭酸せんべいの歴史 神戸市は、サイダーの発祥の地とされています。 明治40年ごろに地下の湧水で治癒成分を含んだ水として認められた炭酸水を 利用したせんべいを作ろうと考えたのがきっかけです。 試作を繰り返して誕生した炭酸せんべいは神戸を代表するお菓子となっています。 おなかに優しいので小さい子供からお年寄りにまで人気です。