八ツ橋とは…
八ッ橋は京都の和菓子を代表するものの1つです。 京都に来て土産として菓子類を購入するひとの半分ぐらいの人は八ッ橋を買っている、というデータもあります。 実は八ッ橋は、 ●米粉・砂糖・シナモンでできた生地を蒸し、できたものを切った生八ッ橋 ●正方形の生八ッ橋で餡を包んだもの ●蒸した生地を焼きあげて箏(橋のという説もある)の形にした堅焼きの煎餅のような八ッ橋 の3種類があります。 焼かれた八ッ橋の始まりは、江戸中期にあたる1689年から茶店で出されていたことです。 京都みやげとして駅などで売られているものは、2番目の、「生八ツ橋であんを包んだもの」が一般的です。 わが校地元の京都駅でも、駅ビルではたくさんの八ツ橋が売られています。 幾つものメーカーが、それぞれ工夫した商品を出しています。 生八ツ橋では、生地の味としてシナモン(ニッキと地元では呼びます)の他に、抹茶、さくら味などもあります。
この中でも抹茶味は人気で、しばしばさくら味とセットにして売られています。
1945年に大正天皇の即位の祝賀の行事が京都で行われた時、京都駅では大勢の人たちが京都みやげとして八ッ橋を買い求めました。 それがきっかけで、八ッ橋は全国的に有名な菓子となりました。