ずんだ餅
東北地方や関東地方北西部を中心とした地域の家庭料理です。風物詩ともなっています。 枝豆を茹でてつぶしたものが「ずんだ」と呼ばれていています。 ずんだは良質の枝豆がとれる東北ではポピュラーで、だし汁を加えてあえ物に使ったり餅に使われたりしています。 ずんだ餅はこのずんだを甘く味付けしたものを小さな餅に付けた料理です。 また、ずんだ餅は枝豆で作られたものだけでなくソラマメで作られているものもあります。 鮮やかな緑色が特徴的です。 ずんだ餅を店で扱っているところもありますが、東北では客をもてなすときなどに家庭で作られることが多いです。 語源は「豆打(ずだ)」です。 それが長い間に「ずんだ」と訛り今では、「ずんだ」が一般化しています。 店によっては「じんだん」と表記されています。 最近、商品化が進みクレープやアイスクリームなども開発されて全国的にも有名になってきています。
ずんだの作り方 1、枝豆をゆでる。 2、豆をさやから取りだし、薄皮をとる。 3、すり鉢を使い、ペースト状になるまでつぶす。 地域によっては、多少粒が残る程度につぶしたり、完全にすりつぶしたりとさまざまです。