ガイガーカウンタの製作


ストロベリーリナックス社製のガイガーカウンタを自分たちで製作して利用しました。 ガイガーカウンタとは円筒とその芯が電極になっており,その間には数百ボルトの電圧がかかっています。その円筒内にはヘリウムなどの不活性ガスを充填しています。 この円筒内を放射線が通過すると,不活性ガスの電子が電離し,陽イオンと電子ができ放電するが,そのとき生じたパルス電流の流れた回数で放射線量を計測するというものです。

使用した機器

商品名:USBガイガーカウンタキット Ver.2

メーカー品番:USB-GEIGER V2

  • ガイガー・ミュラー計数管を使った本格的な放射線測定器のキットです。
  • 小型で高感度な米国LND-712 マイカ窓 ガイガー・ミュラー計数管を使っています。
  • 検出音と見やすい液晶による表示方式(カウント数、CPM切替機能)
  • USBバスパワーで動作しますので、電源は必要ありません。PCからカウント値を取り込めます
  • USB以外に電池・ACアダプタなどでの単独動作も可能な設計になっています。外部電源入力DC6〜15V
  • α(アルファ)線・β(ベータ)線・γ(ガンマ)線の検出ができます。線種の特定はできません
  • 消費電流:約15mA
  • 概観サイズ:約100x50x22mm
  • この商品は組み立てキットで部品の知識、ハンダ付けが必要です。
  • ※ Strawberry Linux社 Webサイトより引用


ガイガーカウンターの使い方

  1. ガイガーカウンタをUSBケーブルでパソコンと接続します。
  2. 測定したい場所に、ガイガーカウンタを設置します。
  3. あらかじめ用意したアプリケーションから[ 接続 ]を押します。
  4. 測定を終了したい場合は、[ 切断 ]を押します。
  5. 最後に測定したデータをCSV出力そして、グラフを保存します。

制作風景