イルカの声帯

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『ところで 博士（はかせ）、イルカには 声帯（せいたい）はあるんですか？』
『イルカには声帯（せいたい）はないんだよ』
『えっΣ(ﾟдﾟlll)
じゃあイルカは 声（こえ）が 出（だ）せないんですか！？』
『いいや。その 代（か）わりイルカは『 気嚢（きのう）』というものを 使（つか）って 声（こえ）を 出（だ）しているんだよ
他（ほか）にもアシカが 同（おな）じような 構造（こうぞう）をもっているんだよ。』
『ところで、この『メロン』って 何（なに）？』
『このメロンというのは、 気嚢（きのう）で 作（つく）った 音（おと）をここに 集（あつ）めて 一方向（いっぽうこう）に 出（だ）すようにしているんだ』
『つまり、 気嚢（きのう）で 音（おと）を 作（つく）ってメロンで 出（だ）しているんだね』
『なるほど！
ところでイルカには 言語（言語）はないの？』
『言語（げんご）はないと 言（い）われているけど、 音（おと）に 種類（しゅるい）なら 存在（そんざい）するよ』
『ﾋﾟｰﾋﾟｰという 音（おと） はホイッスル 音（おん）と 言（い）うんだ
仲間（なかま）とのコミュニュケーションに 使（つか）われるよ』
『ｶﾁｶﾁという 物（もの）を 叩（たた）いたような 音（おと）はクリック 音（おん）だよ
餌（えさ）や 障害物（しょうがいぶつ）を 知（し）るのに 使（つか）われるよ
またエコーロケーションとも 言（い）われているよ！』
『最後（さいご）はｳｰという 唸（うな）り 声（ごえ）のようなものは 層状音（そうじょうおん）
興奮（こうふん） 状態（じょうたい）の 時（とき）や 求愛時（きゅうあいじ）に 使（つか）われるんだ！』

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