講義8 ゲスト羅コウさんのお話


高橋先生に続いて、中国からの留学生で来年度から大学院生となる羅コウさんです。

羅コウです。私もワイヤレス給電の研究をしています。

今日は羅コウさんの研究についてお話をしていただけるとかで、よろしくお願いしますね。

はい、私の研究はプリンターで印刷できるワイヤレス給電のコイルです。

え、そんなことが可能なんですか?

フィルムのようなものに金属を吹き付けて作ります。
これは資源の無駄をなくし、コイル1つあたりのコストを下げることができます。
他にもフィルムのようなものに印刷すれば曲げられるコイルが作れます。
これはスマートフォンなどのボディが平らでない時などに、
このような曲げることのできるものを内側に貼ることができます。

コイルは重くなってしまったり、その導線を巻いたりと、
コストがかかる原因だったから画期的な技術ですね。

もう一つの利点は、私達研究者があたらしい設計を考えたりした時に、
それを発注したから自分お手元に届くまで三ヶ月とかが普通です。
この印刷するだけでよいコイルはこのような事例を減らすことができます。
他の研究にも貢献するというわけです。

これはすごい技術だなぁ

ありがとうございます。


※取材を行った際は、外部の人間で初めてこの印刷するコイルを見せていただけました。

本当に薄いですね。これはICとほとんど同じくらいの重さまで軽量化できそうですし。

私は来年から本格的にこの研究をしていくので、期待していてください。

最後の講義は羅コウさんをお呼びして、
最先端の研究についてお話しをしていただきました。
この8回の講義はあくまで話を聞いただけのようなものです。
この後、各解説のページを良く読むと理解が深まってなお良いと思いますよ。
では、Sとその生徒4人の講義でした。
さようなら〜

最後まで見ていただき、ありがとうございました!!



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磁界共鳴方式

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