私たちの伝えたいこと
-
「カレーライスで学ぶ放射線」はどうでしたか?なぜカレーを題材にしたのかと疑問に思った人も多いと思います。カレーは、「みんなが食べたことのある料理」です。カレーに使われている食材を含め、どんなものからも放射線が出ています。「よく食べる料理から放射線が出ているなんて!」とびっくりした人も多いでしょう。また、食品照射が用いられているじゃがいもや香辛料が食材として使われています。そこで、身近な料理が学びの題材になりわかりやすいと考え、カレーライスを取り上げました。
皆さんは放射線に対してどんなイメージを持っていますか?
福島原発の事故が原因で怖いイメージを持っていた人も多かったと思います。このサイトを見て、カレーライスからも放射線が出ていることや、原発事故以前から放射線が日常的に身の回りに存在しているということを学んでいただけたと思います。
それでもなお、中には「自然放射線のカリウム40は大丈夫そうだけど、セシウム134とか137は怖いかも…」と不安に思う方もいると思います。メディアなどではセシウムばかりが必要以上に報道されてしまったために「原発事故のせいで放射線が出てきたんだ」という思い込みが生まれ、福島県産の作物の風評被害につながってしまったのではないでしょうか。
また、食品照射という技術をはじめて知り、驚いた方も多いはずです。放射線はもとより工業面、医療面などでも皆さんの想像以上に活用されています。例えば、代表的なものにレントゲンがあります。その技術のおかげで、身体の内部が見えるようになったことで癌などの早期発見が出来るようになり、よりよい治療に役立っています。
一歩間違えれば事故を招くものでも、正しく使うことで役に立つものもあるでしょう。このサイトのテーマである放射線は私たちが生活する上でのリスクの1つですが、逆に良い使い道もあります。
「放射線は怖い」「放射線を使う技術は全部やめよう」と恐れるばかりでなく、放射線という相手を知り、理解することで、私たちの周囲にあるものとして活かしていくことが出来るのではないでしょうか。正しい知識なしに頭ごなしに否定してはいけません。このサイトが、多くの人が放射線についてもっと知ろう思うきっかけになればと思います。
