身近なUD図鑑

公衆電話

 最近街中から姿を消し始めている公衆電話ですが、現在も残るものにはUD化が進められているように感じられます。車いすを利用している人や小さな子供が利用できるようにあえて高さの違う公衆電話を複数用意したり、公衆電話が設置してある下の空間を開けたりすることによって車いすの人が電話に近づいて操作しやすくするなど、様々な人が使いやすく感じるように工夫がなされています。また、一種類の公衆電話をたくさん用意するのではなく、様々なプリペイドカードに対応できるようにするために数種類の公衆電話を数台設置している地域もあります。

私たちの考え

 昔から馴染のある公衆電話ですが、昔ながらのデザインのまま、より多くの人が利用しやすいように工夫されている施設をよく見かけます。高低差をつけることで自分の利用しやすい環境を選択できるようになっているため、UDとしての機能を果たしているといえるでしょう。