トップページ
UDとは?
身近なUD図鑑
活動記
学習コンテンツ
サイト情報
身近なUD図鑑>水栓(蛇口)

身近なUD図鑑

~私たちの近くにある身近なUDを掲載しています~

水栓(蛇口)

 まだ公衆便所や学校などでは十字のようなの形をしたねじを回して水を出す蛇口が多く残っています。しかし、このデザインは力の弱い人にとっては蛇口を開けるのに大変な労力を必要とし、皆に使いやすいものとは言えません。そこで蛇口のねじをレバーに変えるだけで簡単に蛇口を開けることができ、かつ蛇口をしっかりと閉めることができるので、古い形の蛇口にありがちな水がチョロチョロと漏れる、のようなミスも防止することができます。レバーが長いほどてこの原理によって使う力を減らすことができます。また、ひじでのレバーの操作も可能になり、泡でレバーを汚してしまう心配も減らすことができます。さらに、センサー式蛇口についても同じような工夫であると言え、こちらのほうがより労力を必要としない蛇口の例として挙げることができます。

古い形の蛇口 古い形の蛇口②です。この形の蛇口がチョロチョロ水が漏れていることが多いように感じます。

新しいレバー式の蛇口 左の蛇口は、写真のように上に水を出すこともできます。

新しいセンサー式の蛇口

私たちの考え

 トイレの洗面台などに注目すると、センサー式の蛇口と取っ手が付いた蛇口が並んでいるのを発見することがあります。蛇口に触れずに手を洗うことができるのは、衛生が気になりがちな場所では便利な事だと思われます。一方でセンサー式のものは、センサーが反応しにくい、電気が無いと使えないなどといった問題もあるため、手動の蛇口もまだ残り続けるのではないかと考えられます。

戻る
Copyright(C)2016 Design For All All Rights Reserved.
このサイトは第19回全国中学高校Webコンテストに参加しています。
このサイトは制作者の可能な限りユニバーサルデザイン(UD)に配慮しています。