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有名な曲

ここでは、長唄の有名な曲について解説します。

GOくん

インタビューでは、その(みち(ひとじゃないと (からないこともたくさんお (はなしていただいたね!

伝子

そうね!

GOくん

じゃあ、実際(じっさいにどんな (きょく演奏(えんそうされるのか (てみない?

伝子

そうしましょう!


「連獅子(れんじし)」

作詞:河竹黙阿弥

作曲:三代目杵屋正治郎

内容:そもそもの出典は能です。親獅子が子獅子の強さを試し、鍛えるために深い谷底めがけて何度も突き落とす。一生懸命に這い上がってくる子獅子を迎えた親獅子は、その力と勇気を喜び、親子ともに牡丹の花に戯れて踊り狂います。

「鷺娘(さぎむすめ)」

作詞:不詳

作曲:富士田吉治

内容:江戸時代のやや後期に歌舞伎舞踊のために作曲されたものです。雪の降りしきる水辺にたたずむ白鷺を、道ならぬ恋に悩む娘の姿と二重映しにして描いたものです。恋人に添い遂げたい願いも果たせぬまま、可憐な「鷺娘」は悩むだけ悩んだ挙句、道ならぬ恋を咎められて地獄に堕ち、圧死させられてしまうという残酷なストーリーです。

「松の緑(まつのみどり)」

作詞・作曲:四代目杵屋六三郎

内容:基本は初心者はこの曲から始めます。なぜなら、曲が約8分と短いからです。この曲は、芸道に生きる娘の芸名披露を祝う歌です。


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