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歴史

GOくん

日本舞踊について、なんとなく分かったね。

伝子

ええ、古くからあるものなんだっていうことが分かったわ。でも、具体的にどう発展してきたんだろう?

GOくん

そう言われてみると、確かに気になるね。見てみよう!


1. 略 歴

日本舞踊 ( にほんぶよう 起源 ( きげん はとても ( ふる く、 天照大神 ( あまてらすおおみかみ ( てこもった 天岩戸 ( あまのいわと ( けようと 天鈿女命 ( あまのうずめのみこと ( おど ったという 日本神話 ( にほんしんわ のシーンが 日本舞踊 ( にほんぶよう ( かん する 最古 ( さいこ 記述 ( きじゅつ とされています。 その ( 巫女 ( みこ たちがお ( まも りを ( るための 客寄 ( きゃくよ せ として 数人 ( すうにん のグループで ( かね ( らして ( おど った「 念仏踊 ( ねんぶつおど り」や、 出雲阿国 ( いづものおくに によって ( はじ まった 歌舞伎 ( かぶき などの ( ( けを 担当 ( たんとう していた 役者 ( やくしゃ 演出家 ( えんしゅつか 弟子 ( でし ( って ( おど りを ( おし ( はじ めた のが 歌舞伎 ( かぶき 日本舞踊 ( にほんぶよう ( かれ ( です。 現在 ( げんざい では、 歌舞伎 ( かぶき ( ちが って 女性 ( じょせい 主体的 ( しゅたいてき ( かか わることができ、 たくさんの 流派 ( りゅうは ( まれています。

 

2. 起 源

説1

( いま ) から1000 年以上昔 ( ねんいじょうむかし ) 完成 ( かんせい ) した 歴史書 ( れきししょ ) の「 古事記 ( こじき ) 」に ( ) てくる 神話 ( しんわ ) ( なか ) で、天岩戸(あまのいわと)に ( ) てこもった 日本 ( にほん ) 一番偉 ( いちばんえら ) 神様 ( かみさま ) とされる天照大神(あまてらすおおみかみ)に ( ) てきてもらうため、 舞踊 ( ぶよう ) ( あらわ ) す天鈿女命(あめのうずめのみこと)という 神様 ( かみさま ) ( おけ ) ( さか ) さにして ( ) ( ) らしつつ ( くる ) ( おど ) った ( おど ) り。

もちろんこれは ( つく ) ( ばなし ) ですが、 ( ひと ) ( おど ) ったという 日本 ( にほん ) 一番古 ( いちばんふる ) 記述 ( きじゅつ ) なので 日本舞踊 ( にほんぶよう ) 起源 ( きげん ) ( かんが ) えられています。

説2

神社 ( じんじゃ ) 巫女 ( みこ ) たちがお ( まも ) りを ( ) るときに、お ( きゃく ) さんを ( ) ( ) せるため 数人 ( すうにん ) のグループで ( かね ) ( ) らして ( おど ) った「 念仏踊 ( ねんぶつおど ) り」。

日本 ( にほん ) 伝統的 ( でんとうてき ) ( おど ) りのことをまとめて 日本舞踊 ( にほんぶよう ) ( ) ぶのだと ( かんが ) えれば 日本神話 ( にほんしんわ ) 起源 ( きげん ) ということになり、 日本舞踊 ( にほんぶよう ) 歌舞伎 ( かぶき ) から ( ) かれたものだと ( かんが ) えれば 念仏踊 ( ねんぶつおど ) りが 起源 ( きげん ) ということになります。

 

3. 「日本舞踊」の確立

16 世紀頃 ( せいきごろ ) 元々踊 ( もともとおど ) りがメインだった 歌舞伎 ( かぶき ) が、 三味線 ( しゃみせん ) ( つた ) わってきたことによって 伴奏音楽 ( ばんそうおんがく ) 発展 ( はってん ) したのでストーリー ( せい ) のある 演劇 ( えんげき ) ( ) わっていきました。こうした ( なが ) れの ( なか ) で、 歌舞伎 ( かぶき ) ( ) ( ) けを 担当 ( たんとう ) していた 役者 ( やくしゃ ) 演出家 ( えんしゅつか ) たちが 歌舞伎 ( かぶき ) ( なか ) ( おど ) りの 要素 ( ようそ ) ( ) ( ) し、 弟子 ( でし ) ( おし ) えることで 後世 ( こうせい ) ( つた ) ( はじ ) めたのが 歌舞伎 ( かぶき ) 日本舞踊 ( にほんぶよう ) ( ) かれ ( ) になりました。

 

4. 現代へ続く日本舞踊

現在 ( げんざい ) では200 以上 ( いじょう ) 流派 ( りゅうは ) があり、 ( とく ) 五代流派 ( ごだいりゅうは ) ( ) ばれる「花柳流(はなやぎりゅう)」、「藤間流(ふじまりゅう)」、「若柳流(わかやぎりゅう)」、「西川流(にしかわりゅう)」、「坂東流(ばんどうりゅう)」を 中心 ( ちゅうしん ) 伝統 ( でんとう ) 継承 ( けいしょう ) しています。

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