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インタビューにGO!!

日本舞踊をしている中学生 にインタビュー!

伝子

日本舞踊についての知識も深まってきたわ!

GOくん

かなりうれしそうだね。

伝子

もちろんよ。この流れのまま、インタビューもしてみましょう。

GOくん

うん!お次も、同世代の方だよ。


 

かもめん

まずは西川扇疇(にしかわ・せんむく)さん、よろしくお願いします。同世代の若者へのメッセージを教えてください。


西川扇疇さん

日本舞踊 ( にほんぶよう とは ( うつく しく ( たの しい ( もの です。 ( わたし にとっては、 日常 ( にちじょう ( かせない ・・・ 酸素 ( さんそ のようなもの。 ( ( けば、 ( おど って ( うた って ( いていました。

 

伝統文化 ( でんとうぶんか 師匠 ( ししょう から 弟子 ( でし へ、 そのまた 弟子 ( でし へ、 この ( ( かえ しにより 継承 ( けいしょう されていると ( しん じています。しかし、この ( ( かえ し は ( わたし ( まってしまうかもしれないと 時々不安 ( ときどきふあん がよぎります。 日本舞踊 ( にほんぶよう 絶滅危惧 ( ぜつめつきぐ だという ( ひと もいたり、 現状 ( げんじょう 鑑賞 ( かんしょう する ( ひと ( なら ( ひと 日舞 ( にちぶ ( かか わる 大道具 ( おおどうぐ 照明 ( しょうめい 衣装 ( いしょう ( かつら 顔師 ( かおし 方々 ( かたがた 邦楽演奏者 ( ほうがくえんそうしゃ 減少 ( げんしょう しています。このままでは、 継承 ( けいしょう 途絶 ( とだ えてしまいます 。このメッセージで 日本舞踊 ( にほんぶよう ( になったあなた、 伝統文化 ( でんとうぶんか 継承 ( けいしょう ( たずさ わってください。 ( るもよし、 ( うた ( くもよし 、 ( おど るもよし 等楽 ( とうたの しみ ( かた はいろいろです。


かもめん

ほかになにかありますか。


西川扇疇さん

「きものを ( 戦争 ( せんそう 出来 ( でき ません。 つまりきものを ( ている 日本人 ( にほんじん 平和 ( へいわ 民族 ( みんぞく です・・・」 これは、 ( わたし 尊敬 ( そんけい する 人間国宝 ( にんげんこくほう のお ( はなし から ( こころ ( のこ った 言葉 ( ことば です。   ( いま ( わたし 足袋 ( たび 草履 ( ぞうり 和服 ( わふく ( ごせることは 平和 ( へいわ 象徴 ( しょうちょう とうれしく ( おも っています。   先人 ( せんじん から ( あず かった 宝物 ( たからもの 伝統芸能 ( でんとうげいのう 次世代 ( じせだい ( わた すため 、さらに 稽古 ( けいこ ( かさ ね、 修行 ( しゅぎょう ( はげ ( みち ( えら びました 。 ( わたし はこの 宿命 ( しゅくめい 光栄 ( こうえい ( ( めています。


かもめん

男子にも聞いてみましょう。Hくん、同世代の若者へのメッセージを教えてください。

Hくん

日本舞踊 ( にほんぶよう というと 堅苦 ( かたくる しいイメージがあるかもしれません。 ( いま ( むずか しい ことは ( きにして、 日本舞踊 ( にほんぶよう ( あか る い 部分 ( ぶぶん ( すこ しだけ 紹介 ( しょうかい したいと ( おも います。

演目 ( えんもく ( なか にはみんな も ( ( っている、 「チューリップ」や「シャボン ( だま 」など の ( きょく もあります。 ( ちい さい ( 一生懸命 ( いっしょうけんめい ( おど っている 姿 ( すがた はかわいいです。 ( ほか には「 山姥 ( やまんば 」や 「 橋弁慶 ( はしべんけい 」などがあります。 この ( ふた つはどち らも ( たたか うシーンがあり、 また ( かりやすく 面白 ( おもしろ いです。

日本舞踊 ( にほんぶよう 現代 ( げんだい ( ( げき です。 ( どもから ご 年輩 ( ねんぱい ( かた まで 絶対 ( ぜったい ( なに かしら ( たの しめる 演目 ( えんもく があるはずです。

気分 ( ( いたときにでも ( すこ ( れてみてください。


かもめん

( はじ めたきっかけはなんですか?


Hくん

( おや 日本舞踊家 ( にほんぶようか 自然 ( しぜん ( はじ めました。


かもめん

ありがとうございました。 

 

インタビューを終えて

お二人のお話には、継承者が少なくなっていることに対する危機感と、親しみやすい演目もたくさんあるのでぜひ見て欲しいという想いが込められていました。その世界に携わっている人が減り、いつか日本舞踊そのものがなくなってしまうのではないかという不安があるのだと思います。

実際に伝統を受け継いでいるご本人たちがおっしゃることによって、後継者不足という問題がより身近に感じられるようになりました。このインタビューを機に、より伝統芸能に関心を寄せることができたと思います。ご協力いただいた西川扇疇さん、Hさん、ありがとうございました。

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